絶対に押しちゃダメといわれれば、押したくなるものだ

孫用の本が増えておらず、飽きてきている様子が窺えたので、本を買いに出かけた。絵本のコーナーをうろうろしていたら、表紙にボタンの絵が描いてある「ぜったいにおしちゃダメ?」という本を見つけ、思わず中身を見ずに買うことを決めた。

我が家にやってくる孫たちは、やたらとボタンを押したがる。年齢が低ければ、仕草が可愛く笑って許しえもらえるが、年を重ねるごとに、押してはいけないといわれるようになり、いつの間にか、押すと怒られるということになる。

ボタンは押すためにあるが、そのボタンの役割を理解していないと好奇心から押してみたくなるのは、子供も大人も同じだ。

大人でも、このボタンは何だろうと押してしまうことがあるという話を、聞いたことや目撃したこともある。実際、自分も押してしまったことがある。

遠い昔、1時間かけて一周するというラウンジにはじめて連れて行ってもらった時に、窓枠から等間隔にぶら下がっているボタンがあり、何だろうと気になっていたのだが、予想外にそのボタンが近くに現れた時、思わず押してしまったことがある。音もならず、何も変化がなかったが、少したってからボーイさんがやった来たので、何のためのボタンか知ることになった。ボタンがあると押ささるのである。

「ぜったいにおしちゃダメ?」は、頭の固い自分には、ちょっと面白さが理解できなかったものの、本の帯に小さな子供には受ける旨記されていたので、そうなんだろうと思った。

読み聞かせてみたところ、思っていた以上に2歳児の反応はいまいち。むしろ、5歳児用に購入した本の方が気にいった様子であるが、何といっても表紙とタイトルが秀逸であり、いずれは気に入ってくれるに違いない。


ぜったいに おしちゃダメ? [ ビル・コッター ]